あなたのお金が社会を動かす|小学生のお金の授業
こんにちは!森文子(もりふみこ)です。
ここでは、私が金融教育の講義に関わる中で
感じたことや気づきをお届けしています。
今日のお話は、
「銀行とお金の仕組み」です。
小学5・6年生の児童に向け、お金の授業をしてきました。
「お金を貯めるのは貯金箱でもいいけれど、
それだとお金は増えません。
だからみんなにお金が増える貯め方を教えます。」
おぉ~~、と子どもたちが期待に胸を膨らませる様子に、
教室の空気が一気に前のめりになります。
それは銀行にお金を預けて預金利息を貰うことだと伝え、
そして、なぜ利息を貰えるのかという疑問から、
銀行の仕組みの話へと進みます。
銀行は、みんなが銀行に預けたお金を、
お金を必要とする企業に利子をつけて貸し出して利益を得ている
という事実に、子どもたちから驚きの声があがりました。
「えええええ~~~~!」
「俺のお金やのに~~!」
純粋な反応です。子どもたちはいつもおもしろいです。
けれども、そのお金が企業の活動や成長の助けとなり、
結果として社会が豊かになっていくことを伝えると、
子どもたちは少しずつ理解を深めてくれます。
それもこれも預金をしてくれたみんなのおかげだと、
感謝の気持ちを銀行は預金利息というかたちで
みんなにお金を渡してくれるのだ、と説明すると、
教室に「なるほど」という空気が広がります。
子どもたちは、
自分たちのお金が社会で動き、経済を支えていることに、
驚きや戸惑いの声をあげながら理解を深めていきます。
子どもたちが楽しみながら学ぶ姿を目にすると、
教える側としても嬉しくなります。
少しずつでも、お金の仕組みや社会とのつながりに
気がついてくれたらいいなと思います。
大人にとっても同じですね。
自分のお金が社会の活動や企業の成長に貢献していると意識することができれば、
資産形成に対する考え方も変わるかもしれません。
例えば、
投資を通じて社会の成長に関わることを考えるようになります。
お金は単なる手元の数字ではなく、
社会で動き、価値を生み出すものだと理解することが、
行動の判断軸を育てます。
今回の授業で子どもたちが感じたように、
私たちも自分の暮らしにあわせて
お金の流れを考える習慣を持つことができれば、
お金との向き合い方はきっと変わっていくと思います。


